おはようございます＾＾
当院では必要な患者さんには外来や往診で血圧や酸素飽和度などを計測しながら治療しております。

1. 全身状態の安全確認

歯科治療は局所的な処置でも、患者の全身状態に影響を与えることがあります。
特に以下のような患者ではモニタリングが重要です
•高血圧や心疾患のある患者、その他全身疾患ある患者
•高齢者
•抗凝固薬や薬物治療中の患者
•全身麻酔や静脈内鎮静法を行う場合

事前に血圧やSpO₂を測定することで、急変リスクを低減できます。

2. 緊張・ストレスの早期発見

歯科治療に対して強いストレスや恐怖を感じる患者では、血圧や心拍数が上昇することがあります。
酸素飽和度も下がる可能性があります。

→ モニタリングによって、過度な緊張に早期に気づき、声かけや治療中断など適切な対応が可能になります。

3. 救急時の初動対応をサポート

万が一、意識消失やショック症状が起こった場合、すぐに血圧やSpO₂の数値を確認できると、
•原因の特定（過換気、アナフィラキシー、迷走神経反射など）
•迅速な対応（酸素投与、救急要請）

が的確に行えます。

4. 医科との連携・記録の充実

医科（内科など）と連携する際に、歯科でのバイタル記録があると有益です。また、患者の治療経過として記録しておくことで、トラブル防止にもなります。

5. 個別対応の最適化
バイタルデータをもとに、患者の状態に合わせた治療計画やペース調整が可能になります。

6. 緊急時の対応力向上
突然の意識喪失や心停止などの緊急事態に備え、バイタルデータが初期対応や救急チームへの情報提供に役立ちます。

歯科にはいろんな全身疾患を持った患者さんが
来院されます。その都度、その疾病や薬剤に対して対応することが求められています。
患者さんにお願いです。しっかり問診票をお書きいただくと
当院の安全な歯科治療が可能となりますので、記載漏れの
ないようによろしくお願いします。

当院は予防やケアにもとても力を入れております

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