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アナフィラキシー2025.03.15

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アナフィラキシーをご存知ですか?
アナフィラキシー(anaphylaxis)は、急性かつ重篤なアレルギー反応のことを指します。
特定の物質(アレルゲン)に曝露された後、免疫系が過剰に反応し、全身に影響を及ぼす症状が急速に現れる状態です。
主な原因には、食物(ピーナッツ、ナッツ類、エビなど)、薬物(ペニシリンなどの抗生物質)、昆虫の刺傷(ハチやアリなど)があります。
主な症状
•皮膚: 蕁麻疹、かゆみ、発赤
•呼吸器: 息切れ、喘鳴(ぜいぜいする音)、喉の締め付け感
•循環器: 血圧低下、めまい、失神
•消化器: 吐き気、嘔吐、腹痛

緊急性
アナフィラキシーは生命を脅かす可能性があり、特に喉の腫れ(気道閉塞)や血圧の急激な低下(ショック状態)が起こると、数分以内に治療が必要となります。
治療の第一選択肢は通常、エピネフリン(アドレナリン)の筋肉注射で、アレルギーを持つ人はエピペン(自己注射器)を携帯していることが多いです。

歯科治療とアナフィラキシーの関係についてお話しします。歯科治療中にアナフィラキシーが発生するケースはまれですが、特定の状況下で起こり得ます。これは主に、治療で使用される薬剤や材料に対するアレルギー反応が原因です。

歯科治療でアナフィラキシーを引き起こす可能性のある要因

1局所麻酔薬
◦リドカインやアルチカインなどの局所麻酔薬に含まれる成分(薬剤自体や防腐剤のメチルパラベン、亜硫酸塩など)に対してアレルギー反応が起こることがあります。

◦真のアレルギーはまれで、通常は血管収縮剤(エピネフリン)による一時的な副作用(心拍数の増加など)と混同されることもあります。

2ラテックス
◦ 歯科医師が使用するゴム手袋やダム(ラバーダム)に含まれるラテックスがアレルゲンとなる場合があります。ラテックスアレルギーの患者では、接触によりアナフィラキシーが誘発される可能性があります。

3抗生物質
◦抜歯や感染症治療で処方されるペニシリン系抗生物質(例: アモキシシリン)がアレルギー反応を引き起こすことがあります。ペニシリンアレルギーの既往歴がある患者では特に注意が必要です。

4その他の材料
◦歯科用セメント、印象材、消毒剤などに含まれる化学物質が稀に過敏反応を引き起こすことがあります。
歯科治療中のアナフィラキシーの症状
•口や喉の腫れ、呼吸困難
•皮膚の発疹やかゆみ
•血圧低下によるめまいや意識喪失

対応と予防
•事前確認: 患者にアレルギーの既往歴(薬剤、ラテックスなど)を詳細に聞き取り、問診に記録することが重要です。

•緊急対応: 歯科医院では、アナフィラキシーが疑われる場合に備えてエピネフリンや抗ヒスタミン剤を常備していることが推奨されます。症状が現れたら直ちに投与し、救急搬送を手配します。

•代替手段: ラテックスアレルギーの場合は非ラテックス手袋を使用する、ペニシリンアレルギーの場合は別の抗生物質を選ぶなど、対策が可能です。

実際の発生頻度
歯科治療中のアナフィラキシーは非常にまれで、ほとんどの患者にとってリスクは低いです。ただし、アレルギー体質の人は事前に歯科医師に相談しておくと安心です。

当院は予防やケアにもとても力を入れております

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