おとなとこどもの歯医者さん

歯科医院の椅子に座った際、腕に血圧計を巻かれたり、指先に酸素飽和度(SpO2)を測るクリップをつけられたりして、「歯の治療なのになぜ?」と疑問に思ったことはありませんか?実は、歯科治療においてバイタルサイン(血圧・脈拍・酸素飽和度)を測定することは、患者さんの命を守るために極めて重要な役割を果たしています。
今回は、なぜ歯医者で血圧や酸素飽和度を測る必要があるのか、その大切さについてお話しします。
1. 歯科治療は「体へ影響」がある
歯科治療には「痛み」「緊張」「恐怖心」がつきものです。これらは交感神経を刺激し、血圧や心拍数を急激に上昇させる要因となります。また、歯科で頻繁に使用される局所麻酔薬には、麻酔の効果を長持ちさせ、出血を抑えるために「エピネフリン(アドレナリン)」という成分が含まれています。この成分は血管を収縮させる働きがあるため、血圧が高い方や心疾患がある方にとっては、心臓への負担となる可能性があります。当院には全身疾患に配慮した麻酔薬剤もあります。
事前に血圧を把握しておくことで、麻酔薬の種類を変更したり、治療のペースを調整したりといった、安全な判断が可能になります。
2. 「隠れ高血圧」や体調の変化を察知する
自分では健康だと思っていても、歯科医院という緊張する場面で血圧が異常に高くなる「白衣高血圧」や、自覚症状のない「隠れ高血圧」の方も少なくありません。もし血圧が非常に高い状態で無理に治療を続けると、脳貧血(迷走神経反射)や、最悪の場合は脳血管障害や心不全といった重大なトラブルを引き起こすリスクがあります。
また、酸素飽和度を測ることで、呼吸状態が正常かどうかを確認できます。特にお年寄りや持病のある方、鎮静法(リラックスする薬)を用いる治療の場合、酸素不足を早期に発見することは事故を防ぐために不可欠です。
3. 全身疾患との関わり
現代では、高血圧や糖尿病、心疾患などの持病を持ちながら歯科治療を受ける方が増えています。お口は「全身の入り口」であり、歯科治療は一種の外科処置です。全身の状態を数値で客観的に把握することは、単に歯を治すだけでなく、「安全に家に帰っていただく」ための最低限のルールなのです。
まとめ
歯医者で血圧や酸素飽和度を測るのは、決して時間を引き延ばすためではありません。それは、あなたのその日の体調を見極め、痛みを最小限に抑え、万が一の事故を未然に防ぐための「安全装置」です。
もし測定で数値が高く出たとしても、それは「今日は少し休みましょう」「慎重に進めましょう」という体からのサイン。安心して治療を受けていただくための大切なステップですので、ぜひご理解とご協力をお願いいたします。お口の健康を守ることは、全身の健康を守ること。私たちは常に、あなたの安全を第一に考えています。
当院は予防やケアにもとても力を入れております
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