おはようございます。
今日は歯茎の腫れについてお話しします^_^

歯は、見た目歯茎に覆われた感じですが
実は骨に支えられています。
骨にカバーしているのが歯茎です。
歯に汚れが溜まり、綺麗にお掃除できないと
歯の周りの歯茎が赤くなり、そのうち
腹と痛みを伴い歯ブラシで出血するようになります。

そうすると患者さんは違和感を覚えます。
歯ブラシで出血がするので歯ブラシを緩くしたり
やめてしまう方もいます。
これが歯肉炎の始まりです。
さらにプラークが取れないと歯と歯茎の間の
溝に入り込み、炎症がすすみますので
歯周ポケットと呼ばれるその溝がどんどん深くなります。

プラークや汚れの中は細菌だらけです。
お口の細菌は肛門の細菌数より多いと言われています。

その中に虫歯菌と、歯周菌が沢山います。
歯周ポケットが深くなり、歯周病が
プラークや汚れを餌として骨を溶かす毒素を
出し始めます。

これが歯周病のはじまりです。

歯周病は慢性感染症第一位の感染病変で
ほぼ成人になればかかる病気になります。

歯周病の治療は定期的な歯科医師や歯科衛生士による
クリーニングです。
ご自身でももちろんしっかり磨いてきたけれども
それでは足らずに虫歯や歯周病になってしまった
という方はかならず定期的な歯のクリーニングをして
予防をしっかりしていきましょう。

おかもと歯科医院
吹田
元町
歯医者
女医
入れ歯
虫歯