おとなとこどもの歯医者さん

当院は済生会吹田病院と千里病院の
地域連携登録歯科医院です^_^
医科と歯科の連携が大切な理由
最近では「医科歯科連携(いかしかれんけい)」という言葉を耳にすることが増えてきました。
これは、お口の健康と全身の健康が深くつながっているという考え方に基づき、
歯科と医科がお互いに情報を共有しながら、患者さんをより良くサポートしていく取り組みです。
お口の中だけでは解決できないことがある
歯科で診療していると、糖尿病・高血圧・心臓病・骨粗しょう症など、
全身の病気が関係しているケースに出会うことがあります。
たとえば、
•糖尿病の方は歯周病が悪化しやすく、歯ぐきの治りも遅くなります。
•骨粗しょう症の薬を服用している場合、抜歯などの治療に注意が必要です。
•心臓病や血液サラサラの薬を服用している場合、出血への配慮が欠かせません。
このように、全身の病気を知らずに治療を進めてしまうと、思わぬトラブルを起こしてしまうこともあります。
だからこそ、医科との情報共有がとても大切なのです。
歯の病気が全身に影響を与えることも
逆に、お口の状態が全身の健康に影響を与えることもあります。
•歯周病菌が血液を通じて全身に広がると、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まる
•しっかり噛めないと、栄養が偏り、筋力や認知機能の低下につながる
•口の中の細菌が肺に入り、誤嚥性肺炎を起こすこともある
このように、歯科と医科は「別の分野」ではなく、「体の両側から健康を支えるパートナー」なのです。
医科歯科連携でできること
歯科と医科が連携することで、次のようなサポートが可能になります。
•糖尿病や心臓病の方への、安全な歯科治療の実施
•医科の先生と連携して、薬の調整や治療時期の相談
•高齢者や介護中の方のための、全身状態をふまえた口腔ケアの提案
•病院退院後の口腔機能の回復サポート
患者さんの全身状態に合わせた、安心で安全な歯科医療を行うために、
医科と歯科の連携は欠かせない仕組みです。
お口の健康と体の健康は、決して別々ではありません。
「血糖値が安定しない」「最近食事がとりにくい」など、気になる症状があるときは、
ぜひ歯科と医科の両方で相談してください。
医科歯科連携は、あなたの健康を守るチーム医療の形です。
私たちも医療機関と協力しながら、安心して通える歯科医療を提供していきます。
当院は予防やケアにもとても力を入れております
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